http://martinfowler.com/bliki/EnablingAttitude.html

ソフトウェア開発の心構えのひとつです。 開発者は責任あるプロフェッショナルであり、彼らが必要だと思うことを自由にやらせればよい、 というのが委任主義です。 委任主義での設計は非常に使いやすいものとなっています。 これは、開発者たちが自分たちが行っていることをちゃんと分かっていることが前提となっています。 そのため、設計によって開発者の行動に規制をかけるようなことはしていません。

このようなツールは誤用される可能性もあります。 ですが、ユーザーはよく知っているという主義をとっていれば、 たとえユーザーが何も知らなくても、ユーザーが受ける恩恵は大きいのです(★)。

直轄主義の人はこう批判します。 そういうのは上級ソフトウェア開発者だけが出来るんだ。 ソフトウェア開発者のスキルは釣鐘型に分布している。 そんなのは実践的じゃない、と。