http://www.martinfowler.com/bliki/MultipleDesktops.html

ここ数ヶ月の間に、仕事環境の重要な側面に変化があった。これまでは1台のコンピュータで(厳密にいえば1台のハードディスクで)なんとか仕事をしようとしていた。仕事ファイルはすべてラップトップのハードディスク上に保存してあり、デスクトップマシンを使うときには、ファイル共有を行っていた。

その変化は、去年、Power Book を購入したときに起こった。今は3台のコンピュータを行き来している。MacのPower Book、Windowsのラップトップ、それからLinux/Wintelのデスクトップだ。メインマシンは、Mac かWindowsラップトップ。デスクトップのLinuxマシンは、主に試験的に使っている。

複数のマシンを使うということは、全てのマシンを最新状態に保たなければならないということだ。最低でも、仕事ファイルに関しては常に最新状態にしておきたい。複数のマシンを使いだしてからものすごく役に立ったのは、メール環境をPOPからIMAPにしといたこと。問題がないこともないんだが、IMAP(クライアントにはThunderbirdを使っている)は複数のマシンを使っているときには、非常に便利な代物だ。

仕事ファイルはCVSにて管理している。マシンを変えてもディレクトリをコミットすれば、新しいマシンでアップデートすることが出来る。すべてがうまい具合に同期している。もちろん、バージョン管理だってバッチリだ。まあ、CVSにはイライラさせられることももちろんある。サーバにインストールする時間が出来たら、すぐにでもsubversionに移行しなきゃいかんねこりゃ。

残念なことに、同期化がうまくいってないところもある。アドレス帳が厄介なのだ。 Thunderbirdはアドレス帳の場所を固定してるため、CVSをチェックしたディレクトリとは別のところになってしまっている。さらに言うと、このファイル、バイナリなのだ。だからファイルのマージが非常に面倒。Thunderbirdのメール機能はテキストファイルを使うからすごく重宝してるんだけど、その分余計に、そのことだけが残念。それがなかったら、めちゃくちゃ素敵なんだけど。 PDAとの同期もうぜー。すべてのマシンで住所録とカレンダーをシンクして、なんとか我慢してるけども。それから、ニュースアグリゲーター。OPMLで共有化できないこともないんだが、未読管理が出来ねー。どこまで読んだか、どこから読めばいいのか分からねー。

できるだけテキストファイルにしておくと、なにかと便利だ。 私はXMLで本を書いたんだが、そのとき必要だったのはテキストエディタだけだった。ファイルは同期化されてるからね。図に関しては、いろいろと懸念がある。馴染みのお絵かきツール(訳注:Visioだろうなあ)はすべてのプラットフォームで動かない。しかーし、複数のコンピュータを使っているということは、つまり、あるシステムに固有のアプリケーションであっても、いずれかのマシンで必ず使えるということであーる。

Comment

*2004-06-15 (火) 12:04:24 ‘’[[kdmsnr]]’’ : bloglines教えてあげたほうがいいのかな。 *2004-06-15 (火) 19:42:38 ‘’[[kdmsnr]]’’ : メール送ってみました。