http://martinfowler.com/bliki/PeopleOriented.html

アジャイル手法を理解する上でいちばん難しいのは、ピープル指向だと思います。 アジャイルプロセスに関心のある人々は、 プロジェクトの成功にとってプロセスとは二の次であるという 意見で一致しています。 「アジャイルソフトウェア開発宣言」第一項に、こうあります。「プロセスやツールよりも個人と相互作用」と。

プロセス指向人間たちがアジャイルプロセスを評価する際にピープル指向を考慮しないがために起こる問題について、 Bill Caputoがナイスな記事を 書いています。

ピープル指向の視点に立つと、アジャイルプロセスの能力の見方までも変わります。 Billが言うように、アジャイルプロセスがチームを成功に導くのではありません。ですから、アジャイルプロセスを「どれだけ成功(失敗)したか」という基準で評価するのは適切ではありません。 アジャイルプロセスの本当の良否は、各チームが自分たちの成功のためにそのプロセスが役立ったと受け止めるかどうかで評価されるべきです。 アジャイルな視点では、成功したり失敗したりするのはチームであって、プロセスではないのです。

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