XPの原則
http://www.martinfowler.com/bliki/PrinciplesOfXP.html
XP愛好者はみんな4つの価値と12のプラクティス知っているでしょうけども、15の原則を知っているひとは何人いるでしょうか? 正直申し上げますと、私も先週のJAOOでKent Beckに話を聞くまで存じ上げませんでした。話の後、Kentにこう聞きました。「白本に書いてあった?」「うん。“基本原則”という章の中にうまく隠れているんだ」
基本原則
- 迅速なフィードバック
- シンプルに捉える
- インクリメンタルな変更
- 変化ヲ包括セヨ
- 質の高い作業
追加原則
- 学ぶことを教える
- 小さな初期投資
- 勝つためにやる
- 具体的試み
- オープンかつ正直なコミュニケーション
- 直感で仕事(直感に反するのではなく)
- 責任感
- 現場適応
- 軽装でいく
- いつわりのない計測
JAOOでKentは、価値の普遍性(と曖昧さ)とプラクティスの具体性(と教義)との間のステップとして、これらの原則がどのように位置しているのかを話していました。白本の中で彼はこう言っています。「これらの原則は、選択肢から何かを選び出す際に役に立つでしょう。これらの原則に近い選択肢を選んだほうがよいのです。原則はそれぞれいくつかの価値を包括しています。価値ははっきりしていないかもしれませんけれど。ある人にとってのシンプルは、他のひとにとっては複雑です。原則はより具体的となります。迅速なフィードバックをするか、迅速なフィードバックをしないか、のように二つに一つなのです」
原則についてはあまり論じられてこなかった、とKentでさえも言っています。私はそれが理由だと思います。価値やプラクティスに関しては、議論され、ディベートされ、XP描写において発達期のwiki上で洗練されています。Kentは白本のために初期段階から原則を用意していました。
私は原則に関して考えを一新しました。 JAOOにおいてKentがなぜそれら原則を私たちに思い出させたいと思ったのか、私はわかります。 XPやその他アジャイル方法における最大の事項のひとつは、 現場条件に適応させるためにプロセスを変更させる個所で、 不可欠である現場適応をどのように行うかです。 原則は、どの適応個所が効くかやどこをXPに反して進めるかといったガイドラインを提供してくれます。 それらは熟練したXPerならどちらも知っているXPのエッセンスの一部であり、コミュニケートするのが難しいものです。 今後、XPについて述べる際には、原則についても言及するよう忘れないようにします。
words
:aficionado:【名】 熱狂的{ねっきょうてき}なファン、熱烈{ねつれつ}な愛好者{あいこうしゃ}◆スペイン語 :cunningly:【副】 ずるく、狡猾{こうかつ}に、抜け目なく、精巧{せいこう}に、うまく :refined:(v)精練する、精製する、洗練する