http://martinfowler.com/bliki/StickyTimeline.html

プロジェクトのふりかえりのときにプロジェクトタイムラインを作成すると、非常に役に立ちます。プロジェクト中にどんなイベントが起きたのか、そしてそれらのイベントがプロジェクトにどのような影響を与えたのか、タイムラインを見て、それらが分かるようにしなければいけません。

XP dayにおいて、 Tim Mackinnon が、素早く効果的にタイムラインを作る方法を紹介していました。まず、壁にスペースを作ります。そして、てきとーに時間軸を取ります(ホワイトボードや壁に貼った紙を使います)。それから、チームメンバ各自がポストイットを壁に貼り付けます。そのポストイットがイベントを表すのです。イベントは色分けされています。

  • 緑色:良いイベント
  • オレンジ色:問題のあるイベント
  • 黄色:どちらともいえないイベント

みんながイベントを壁に貼り付けたら、今度は次の作業に移ります。

今度は、別のポストイットを上に置いていきます。そのポストイットは、そのイベントでどのように感じたかを表すのです。

  • ピンク:ハッピー
  • ブルー:ブルー。フラストレーションたまってる。

タイムラインがあると、プロジェクトについて議論するトリガーとなります。タイムラインを詳細に見ていけば、事例研究にもなります(これは続けようとか、ここは違っているとか、これは難しいとか、将来はこうしようとか)特に面白いのは、良いイベントにブルーな色がついているタイムラインを見かけることです。いや、本当によくあることなんですよ。